ADHDの人は思い込みが激しい?
ひとことでADHDと言っても、その症状の出方は人それぞれです。広く知られている症状は、すべてのADHDの方にあてはまるというわけではありません。
物事に対する思い込みもその1つにあてはまります。
ここでは、ADHDの方に現れる特性の1つの思い込みについて掘り下げていきましょう。
ADHDの方と思い込み
ADHDの方の中には、思い込みが激しいと周りから評価されるような行動をとってしまう方々が少なからず存在しています。これは、ADHDの方に限らず、発達障害の方々には比較的多く現れやすい特性の1つです。
この思い込みがどういうものかというと、勝手に判断してそれが正しいと思い込んでしまったり、嫌なことを自分にはできないことだと思い込んだりというような感じで現れます。
この原因はさまざまな要因が考えられますが、話を集中して聞けず、せっかちなため、相手が話し終わるのを待たずに勝手に結論を思い込んだりするなどということが、思い込みの激しさにつながっているでしょう。
まだ、プライベートの会話上で思い込みを発揮するなら、重大な問題にはならないかもしれません。
ですが、社会的にはどうでしょうか。ADHDの方は、説明書などをじっくりと読むのも苦手ですし、作業説明を聞くのも苦手なので、先走って思い込みで作業を進めてしまったりというような形で、仕事面で周囲に迷惑をかけてしまったり、ミスを連発してしまうようなこともあるのです。
思い込みへの対処法
こういったADHDの思い込みへの対処法はあるのでしょうか。
早合点をして思い込みで行動をしてしまうという点では、本人がなるべく集中して聞けるように努力することももちろん大事ですが、周囲の方々がADHDを理解して、なるべく簡潔でわかりやすい説明をすれば、思い込みで行動することは少なくなるでしょう。
また、ADHDの方も、自分は思い込みが激しい傾向にあるということを知っておき、日常生活上で、思い込みで判断していないか再考できるようになれば、問題を減らしていくことができます。
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