ADHDと関連性のある病気・二次障害

ADHDと関連性のある病気・二次障害

ADHDと関連性のある病気・二次障害

ADHDであると、色々と問題行動を起こしてしまう為、どうしても自己評価が低くなり、それが元で二次障害として抑うつ状態になってしまう場合があります。しかし、ADHDが起こす問題行動が目に付きやすく、抑うつ状態である事が見逃されやすいです。

 

その為、何の対処もせずに、抑うつ状態がそのままうつ病に変わってしまう(悪化してしまう)可能性があります。また、それとは別に不安障害(物事に対して過剰に心配をしてしまったり、恐怖を感じてしまう症状)になってしまう場合も多いです。

 

ADHDで二次障害を起こすきっかけ

大人のADHDで二次障害を発症してしまうきっかけは

  • 人間関係についての悩み
  • 仕事の失敗を重ねてしまう
  • 家庭内の問題
  • 金銭がらみの失敗

などが挙げられます。

 

抑うつ状態や不安障害以外にも、不眠症やアルコール依存を誘発してしまったり、健常な人よりもPTSDにかかりやすくなってしまったり、境界性パーソナリティ障害を発症してしまうケースもあります。

 

もしも、いつもと様子が少し違うと感じる事があれば、精神神経科を受診する際に医師に必ず伝えてください。(何を伝えるべきか、あらかじめメモを取っておくと伝えやすいと思います)

 

ADHD以外の診断も必要

また、抑うつ状態やうつ病、不安障害を患ってしまった場合は、ADHDで通っている精神神経科とは別に、心療内科を受診してみましょう。その際はADHDである事や、どのような薬を服用中であるかを心療内科の医師に伝えてください。メンタルの病気は「気の持ちよう」では治りません。早めに医師の診断を受け、適切な治療を受ける必要があります。また、心を休める、体を休める事が大切なので、生活環境を見直す必要もあります。

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