ADHDとセロトニン

ADHDとセロトニン

ADHDとセロトニン

「セロトニン」という脳内物質は、幸せホルモンとして知られています。このセロトニンが正常に分泌していると、気持ちが落ち着いて、幸せな気分になれるのです。

 

脳の機能障害が関係しているADHDですが、このセロトニンとも関係があるのでしょうか。

 

ADHDだとセロトニンが必要?

ADHDでよく聞く脳内物質は「ドーパミン」ですが、このドーパミンが不足していると、通常はセロトニンが働き、ドーパミンを増やしてくれます。

 

つまり、セロトニンが正常に分泌されていれば、ドーパミンは適正量に保たれるのです。

 

そうなると、ドーパミンの分泌により前頭葉が活性化されるため、ADHDの症状が緩和されると考えられています。

 

もし、そうでなかったとしても、セロトニンが分泌されると、安定した幸せな気分になれるため、二時障害としてうつ病などになりやすいADHDの方々には、セロトニンが有効でしょう。

 

うつ病は、セロトニンの分泌量が少ないと発症してしまいます。

 

セロトニンを分泌させる方法

セロトニンを分泌させるには、食事と運動がとても重要です。日光に当たることも必要とされています。

 

まず、食事の面ですが、トリプトファンというものを含むものを食べる必要があります。これはセロトニンの材料となるのですが、大豆製品、乳製品、ナッツ類などに多く含まれています。

 

運動面では、一定のリズムで行うリズム運動が必要です。ウォーキングやジョギング、ダンス、水泳などがそれにあたるでしょう。これは、個人の好みによって、どれを選んでも効果に違いはありません。

 

そういった食事と運動を大事にしながら、日光にあたることも必要です。いくら、食事と運動面に気をつけても、日光浴をしなければセロトニンは増えません。

 

セロトニンを増やして、ADHDの症状を緩和して幸せな毎日を送りましょう。

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