ADDの人の恋愛事情
ADDの人の恋愛とは?
ADDの人は恋愛においても症状が発露してしまうため、最も濃い人間関係である恋愛では最初はなかなか上手くいかないことも多いかもしれません。
恋愛初期の特徴特徴
ADDでは、特にお互いがまだ知り合って間もないときに理解し合えず破綻するケースが多いようです。
- 人に愛される自信がないので常に誰かに必要とされていたい(不安から生じる感情)
- しかし相手から見捨てられるのではという不安があるので、自分から振る
- 自分が相手にとってダメな人間だ、必要ない人間だ、いたら迷惑だ等と考えて自分から振ってしまう
- だらしなさがでてしまう(約束の時間に間に合わない、部屋が汚いので入れられないのが相手に不信感を与えてしまう)
- 相手に依存傾向がある(父親・母親を求めてしまう)
- 相手と恋愛に刺激を求める(破滅的恋愛をしたがる・これはADHDの傾向の人にも当てはまる)
特に、「刺激が足りない」と安定したつきあいが出来る人と別れてしまう傾向は、非常にもったいない事かも知れません。
注意点・改善策・まとめ
ADDとの恋愛・ADD同時の恋愛には、次のような改善策が必要です。
刺激を求めて人とつきあわない
脳の構造上、強い刺激を日常的に必要とするADDは恋愛にもその傾向が出てしまいます。
恋愛は物ではなく、「人」とのつきあいです。
くれぐれも相手も1人の人間である事を忘れないようにしましょう。
いつもの社会生活で気をつけていることを恋人・伴侶にも気をつける
物・約束を忘れる、不注意等にはメモやアラームを活用する…といった、障害ならではの「学習した」テクニックを駆使して円満なお付き合いを目指しましょう。
相性の合う人は通常の人よりも非常に少ないため、見つけたら大切にする
通常の人でも恋愛は苦労し、悩みますがADDの人にとって、相性の良い人(良き理解者、安定したつきあいが出来る人)は本当に貴重です。
「刺激が足りない」「迷惑かけてるから私とつきあわない方がいいんでは」等、自己完結した理由でお付き合いを終了せず相性の良い人が見つかったら大切にしていきましょう。
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