ADDと睡眠障害
ADDと睡眠障害とは
ADDは日中の眠気に加えて、入眠時の障害(入眠困難、早朝覚醒)があると言われています。
特徴
ADDの睡眠障害とはどのような物を言うのでしょうか。次の項を見ていきましょう。
- 過集中による興奮状態が入眠時まで続く
- 眠る力が減っている
- 睡眠時間自体が極端に少ない
- 一度起きると1時間以上起きてしまう
- 寝るのに1時間以上かかってしまう
- 朝、目覚ましをしている訳でもないのに早く(4時、5時など)起きてしまう
- 刺激物(カフェインなど)を取り入れていることで入眠困難になりやすい
入眠困難は「脳が疲れているにもかかわらず」ではなく、「脳が寝る体力を蓄えられずに」寝ることが出来ないことにありそうです。
治療法・まとめ
脳を休めるには、とにもかくにも「疲労する」ことが大切です。
日中はぼーっとしている脳の状態を何とかしようとカフェイン、ニコチン等に頼らず、通常の業務をこなすことで疲労させるよう工夫しましょう。
なかなか通常業務に集中出来ない場合はタイマー等を使い、5分、15分、30分など自分の集中出来る時間を決めて集中して業務をこなし、すっきりしつつも脳は疲弊した状態で眠りにつけば深く眠れるでしょう。
ADDの治療薬のうち、コンサータは覚醒作用が強いと言われているので、もし睡眠障害がひどい場合は主治医に相談し、ストラテラへの交換や投薬を見直してもらうのも良いかも知れません。
また、入眠のためのお薬(ハルシオン/ハルラック等)と睡眠維持のための薬(トラソゾンなど)も場合によっては処方してもらうのも良いでしょう。
薬hあ最後の手段と心得、なるべく日常生活の中で睡眠を改善していくよう努力してみましょう。
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