ADHDの人への対応:学校
ADHDの子供が学生になり、担任教師を務める事になった場合、どの様な対応を取るべきでしょうか。
忘れ物をしないようにする
ADHDの人は何かと忘れ物をしがちです。授業に必要な教材などを家に置いたまま学校に来る場合は多いです。
その為、授業に必要な物を紙にメモし、ADHDの人に渡して、しっかりと見るように伝えましょう。
また、親に協力して貰い、授業に絶対に必要になる物(体操着等)を玄関に置いてもらう様にしてみましょう。
衝動的な言動を止める
ADHDの人は思った事をすぐに口に出してしまいます。そのせいで心を傷つけられてしまう人も居ます。その為、何か言いたい事があれば10秒位考えてから発言するように指導しましょう。
遅刻を止めさせる
ADHDの人にとって、時間を守るという事は難しい問題です。
その為、親に協力して貰い、起床時間と就寝時間をタイマーやスマートフォンのアラーム機能を使って、時間を守る癖を付けさせる必要があります。
気分を落ち着かせる
ADHDの人は落ち着きが無くソワソワするという症状があります。これは幼児期から小学生前半にかけてよく見られます。しかし、小学生後半から思春期になると、徐々に改善されていきます。
もしソワソワしている光景を見かけたら、深呼吸をして、少し体をストレッチさせると症状が治まります。
物事を最後までやり遂げさせる
ADHDの人は何かをしている時に途中で挫折して投げ出してしまう人が多いです。
行動力はありますが、複数の工程がある事をさせると挫折しやすくなります。
その為、最初の一つの事をまずはさせて、それが完全に終わった時点で次の行動をさせるように、焦らずに一つずつ作業をさせるようにしましょう。
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