ADHDの結婚相手への対応
結婚するという事は、新たな家庭を築く第一歩です。
では、結婚相手がADHDの場合、どの様な対応をするべきでしょうか。
家事が出来ない、部屋を片付けられない場合
ADHDの人は家事や部屋の掃除が苦手です。その為、パートナーとなった自分が手助けをしてあげる必要があります。
ADHDのパートナーがもし得意とする事があれば、それについては任せておいて、苦手な部分だけ手助けをしてあげるようにしましょう。
また、ゴミを出す曜日を書いた紙を目に付きやすい場所に貼り、お互いにきちんとゴミを捨てる習慣を付けましょう。
コミュニケーション能力が乏しく、上手く言葉を伝えられない場合
ADHDの人は投薬治療をしっかりと受けていれば言いたい事をしっかりと言える様にはなりますが、薬だけで全てが解決する訳ではありません。
一緒に生活をしていく上でパートナーとのコミュニケーションは必要不可欠ですので、2人でコミュニケーションの訓練を重ねていく必要があります。伝えたい事があれば断片的であっても、きちんと伝え合う様にしましょう。
セックスの最中に気が散ってしまう、飽きてしまう場合
ADHDの人は集中力を長く持続させる事は難しく、それはセックスも同様です。
セックスに興味を集中させるためには、中枢神経刺激剤の服用によって改善される場合がありますので、医師に相談してみましょう。
また、セックスを中断されたからといって「自分へ愛情を持っていないのだろうか」と思い込まないようにしましょう。
セックスに集中しすぎて、パートナーの気持ちに気が付かない場合
ADHDの人は興味を持った事や物に対して過度に集中する、という特性も持っている為、人によってはセックスに夢中になりすぎてパートナーの気持ちを考えずに体を傷つけてしまう可能性があります。
もし不快に感じたら、すぐに行為を止めるようにして、何故不快に思ったかをパートナーに伝えましょう。
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