ADHD同士の相性

ADHD同士の相性

ADHD同士の相性

ADHDの人と恋人になった場合や結婚した場合についてはすでに書きましたが、それでは両者ともADHD同士である場合、相性は合うのでしょうか。

 

「類は友を呼ぶ」という言葉があるように、何故か発達障害を持った人は同じように発達障害を持っている人を引き寄せる傾向にあります。

 

そして一緒に居ると、何故か安心すると言う人が多いようです。

 

※特にADHDの人はアスペルガー症候群(DMS-Xから「自閉症スペクトラム」に統一されました)の人から好かれる傾向がある様です。アスペルガー症候群の人が行うべき認知療法に対して、ADHDの人が持つ特性が自然にその役割を果たすから、と言われています。

 

両者共ADHDだと自覚している場合、同じ症状や悩みを持っているので、気兼ねなく話しやすい上に理解もしてくれるので、話し友達としての相性はとても良いと思われます。

 

しかし、ずっと一緒に行動をしていると、共依存状態になってしまう可能性があります。

 

共依存状態になると、「自分にはこの人は必要な存在である」「いつか自分は嫌われてしまうかもしれない」「機嫌を取らないと自分は捨てられてしまう」と考えてしまい、ギクシャクした関係になってしまう可能性も考えられます。

 

また、ちょっとした失敗をした時に「あの人に嫌われてしまったかもしれない」と酷く自分を責めてしまう場合があります。(実際には相手は何とも思っていない場合がほとんどです)

 

その失敗をお互いにしてしまった場合は、両者ともに「あの人に嫌われてしまったかもしれない」と怯えてしまう可能性もあります。

 

また、ADHDが持つ特性により、空気を読まずに話しかけ、相手を傷つけてしまう可能性もある為、関係を続ける為にはあらかじめコミュニケーションを取る練習が必要となります。

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