ADHDの入院治療
ADHDと入院
現在、入院施設のある病院でもADHDのみでの入院治療はなく、外来診察が主になっています。
外来診察は大学病院・総合病院の他、クリニックで受け付けてくれる場所も多数あります。
入院が必要な場合は他の合併症(うつ、統合失調症など)を併発している場合が多数です。
特色
入院が必要な場合は、次のような状態である事が考えられます。
- ADHDと共にうつを併発し、日常生活が送れないほど厳しい状況であること
- ADHDと統合失調症を併発し、通常の社会的・日常の生活が送るのが難しい時
- ADHDで外来受診中に、上記のような症状が発見され、緊急性が必要なとき
- 上記の他に、ADHDを疑っているいる状態でまだ正式な判断がなされていない場合は「検査入院」というものもある
ADHDでの入院とは異なりますが、ADHDかどうかを調べる検査入院で自分の傾向を正確に知ることも今後大切なことになります。
治療法・まとめ
現在、全国で入院はもちろんADHDの検査をしてくれる医療機関もまだまだ少なく、満員(半年~1年待ちなど)状態になっているところも少なくありません。
検査は大人でも子供でも可能ですから、早めに受診して治療を開始し、生きやすい自分と環境を作る努力をすると後の人生の幸福度が違います。
心療内科や総合病院の精神科などは敷居が高く感じられますが、もっと気楽に利用してもらいたいと思います。
お子さんのADHDが疑われる場合は、治療方針の説明と共にご両親も一緒に生活指導・注意・アドバイスを聞けるのが良いですね。
是非まだADHDでカウンセラーや医師に診断を受けたことのない方は一度受診することをお勧めいたします。
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