軽度ADHDの診断

軽度ADHDの診断

軽度ADHDの診断

ADHDも、人によって症状の程度が異なります。中には比較的軽度であると診断されるような人もいるようです。

 

軽度のADHDだと診断されるような場合とは、どのような場合なのでしょうか。ここでは、軽度ADHDの診断についてみていきましょう。

 

軽度のADHDとは

軽度のADHDとは文字どおり、ADHDの中でも比較的症状が緩やかな人のことを指します。軽度の症状というのがどの程度かというと、ケアレスミスが多かったり、忘れっぽかったり、感情的になりやすかったりというADHD的な特徴はあるものの、周囲に大きな迷惑をかけたりするほどではなかったり、深刻な指摘をされるほどのものではなかったりするような場合です。

 

症状の種類は、中度以上のADHDと同じであり、本人は生きづらさをかんじているものの、周囲からの指摘はそれほどないような状態だと、軽度だと言えるかもしれません。

 

軽度ADHDの診断

軽度のADHDであるか、中度・重度であるか、そしてグレーゾーンというADHD一歩手前の症状であるかの診断は、病院で行うことになります。

 

この診断についても、ADHD独自の診断基準に沿って行われることになり、その結果ADHDの特徴にあてはまるものが多く、その症状の出方が強ければ重度、確実にADHDとは言えるものの、重度というには満たないものを中度、そして中度よりも比較的症状が軽いものを軽度と診断します。

 

軽度のADHDであれば治療の必要がないということではなく、軽度は軽度なりの治療が必要です。ですから、軽度と診断されたからといって、治療をしなくてもいいということにはならないでしょう。たとえ経過観察のような治療になったとしても、通院は必要です。

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