ADHDの大人の性格
ADHDの特性は、性格ではなく障害による症状なのですが、ADHDだと判明していない人や、ADHDについて知らない人にとっては、それは性格的な特徴としてうつるでしょう。
それでは、大人の場合だとどんな性格の人がADHDである可能性があるのでしょうか。
どんな性格だとADHDの可能性があるか
大人のADHDは、子供の頃に比べると、周囲が落ちつきのある大人ばかりになるために、比較的性格的特性から発見しやすいかもしれません。
具体的にどのような性格だと、ADHDの可能性があるのかというと、落ち着きがなくソワソワしていることが多かったり、仕事中なのに無駄話をずっとしていたり、人から注意されてもなかなか行動をなおすことができないというようなタイプがあてはまります。
また、ケアレスミスが多かったり、忘れっぽいという性格の人も、ADHDである可能性が考えられます。
大人の場合は、このような行動的な特徴を示す人が、子供のころに比べると少ないため、こうした特性が際立ちやすいでしょう。
大人がADHDを疑うときは
子供の時にADHDだとわからなかったとしても、大人になってから、周囲に指摘されたり、周囲とは逸脱した行動をしている自分に気づくことで、ADHDが判明することもあります。
もしも身近な人や自分自身がADHDではないかと疑う場合には、まずは病院に行って検査を受けてみましょう。
ADHDの症状によるものなのか、性格的特性なのかというのは、なかなか普通の人の目では判断することができません。もしもADHDの症状によるものであれば、治療を受けるうえで改善していくことができるため、必要であれば治療を受けるようにしてください。
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