ADHD同士の結婚

ADHD同士の結婚

ADHD同士の結婚

では、ADHD同士のカップルが結婚した場合、どの様な事が起こるでしょうか。

 

ADHD同士のカップルが結婚した場合

ADHDの人は早婚が多く、また同時に離婚も多いと言われています。それは決断が早く、思い立った事をすぐに実行してしまうというADHDの特性を持っているからの様です。

 

両者共に自分はADHDだと自覚をしていて、お互いに適切な治療を受けている場合は、突飛な行動を起こす事はほとんど無く、もし何か問題行動を起こしたり、些細な喧嘩をしてしまっても、パートナーは何故その様な行動をしてしまうか自分が持つADHDの症状に当てはめて考えれば理解出来る為、2人で話し合いをして解決する事が出来る可能性が高いです。

 

もし、当人同士で解決出来ない場合は、両者の間に第三者を入れて話し合うと良いでしょう。

 

しかし、お互いに出来ない事や苦手な事が原因で、大喧嘩になってしまう場合もあります。

 

例えば夫が妻に「何故きちんと家事ができないのだ」と言えば、妻は夫に「じゃあ、何故あなたは部屋の片付けができないの」と言い返したとします。するとお互いに「やろうと思っても出来ないのに、何故分かってくれないのだろう」と大喧嘩になり、その後「なんであんな事を言ってしまったのだろう」と自己嫌悪に陥り、段々と婚姻関係を続けていく事自体が面倒になってしまう可能性は十分にあります。

 

そしてADHDの特性である決断と実行の早さのせいで、すぐに離婚してしまいます。

 

その為、結婚生活を長く続かせるには、常に相手の事を許す気持ちと、関係を継続する為の努力、2人の間に入って両者の気持ちを理解して落ち着かせる為の第三者の存在が必要となるでしょう。

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