ADHDが原因の離婚で慰謝料はとれるのか
ADHDの人と結婚した場合の離婚率は、通常の場合に比べると高めだと言われています。それは、ADHDの人との結婚は、難しいこともあるということを表しています。
では、ADHDの人の生活態度などを理由に離婚するとき、慰謝料をもらうことはできるのでしょうか。
ここでは、ADHDの人との離婚の際の慰謝料について考えてみましょう。
ADHDの人が原因での離婚の場合の慰謝料
ADHDの人の生活態度などが原因で離婚という場合、どのような場合なら慰謝料を請求することができるのでしょうか。
まず、健常者との結婚の際でも慰謝料の請求が可能な、不貞行為、いわゆる不倫については、慰謝料の請求が可能です。これは、相手がADHDかどうかはあまり関係ありません。ADHDを理由に慰謝料を請求しづらくなるということも、ほぼないと言えるでしょう。
また、DVなどといった行為がある場合も、慰謝料の請求が可能だと考えられます。
当たり前のことですが、これらの案件は、自分がADHDで相手が健常者だと言う場合にも、慰謝料請求が可能です。
どんなときに慰謝料の請求が難しくなるのか
では、ADHDの人との離婚で、どんな場合なら慰謝料請求が難しくなるのでしょうか。
これは健常者との離婚の場合でも同じことですが、性格の不一致というような、明確な強い理由がない場合だと、慰謝料請求が難しいかもしれません。
ADHDの症状が関係して、専業主婦なのに家事をまったくできないだとか、子育てをしないだとかいうことがあるとどうでしょうか。これは、そのときのADHDの治療状況にもよるかもしれません。
しかし、程度や状況によっては、慰謝料請求が可能な場合もあります。慰謝料請求を考える場合は、弁護士の人に相談をしてみましょう。
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