ADHDと学力

ADHDと学力

ADHDと学力

ADHDは学力の障害ではありませんから、基本的に学習能力には問題はありません。

 

ですが、ADHDの方々で成績が伸び悩むという方が多いのも事実です。

 

ADHDだと、平均的な健常者の方々よりも学力が低いのでしょうか。そうだとしたら、それはなぜなのでしょう。

 

ADHDだと成績が良くない理由

ADHDにも色々ありますから、すべての方が成績が良くないというわけではありません。しかし、そういう方が多いのは事実です。

 

それはなぜなのかというと、集中して勉強することが困難で、興味のないことに関しては忘れっぽいからなのです。基本的な学習能力が高い方でも、集中して勉強ができなかったりすれば、成績がよくないのは当たり前のことです。

 

しかしADHDの方の中で、周りから頭が良いと評価される方々が存在するのも事実です。そういった方々は、基礎学力が高く、考える力があるか、若しくは勉強に興味があって、のめりこんでしまうのでしょう。

 

ADHDにも「天才」と言われる方々がいる

成績が良くないと思われがちなADHDですが、中にはずば抜けた才能を発揮して、「天才」とまで呼ばれるほどの方々もいらっしゃいます。「ADHD=勉強ができない」というわけではないのは、それでおわかりいただけるでしょう。

 

そういった方々が何故存在するのかというと、ADHDは興味を持てたことには過集中といって、集中しすぎるという症状が現れる方もいらっしゃるからです。

 

過集中というほど集中しすぎはよくないのですが、うまくコントロールすれば、ある特定の分野にはとても強いということになります。

 

ですから、ADHDの方の場合総合的な学力を伸ばそうとするよりも、興味を持てる分野について積極的に伸ばしていくことをおすすめします。

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