大人のADHDも遺伝するのか

大人のADHDも遺伝するのか

大人のADHDも遺伝するのか

大人でもADHDだという人は数多くいます。また、ADHDの症状が原因で大人になっても生きづらさを感じているという人も少なくないでしょう。

 

こうした大人のADHDは遺伝することがあるのでしょうか。ここでは、大人のADHDと遺伝について考えてみましょう。

 

大人のADHDとは

大人になってADHDと判明したという人もいるのですが、ADHDはそもそも先天性の障害ですから、大人になってからADHDになったというわけではありません。子供の頃はADHDに気づかず過ごして、大人になって社会に出てからその症状によって困ったことが起きるということもあるでしょう。

 

また、子供の頃からADHDだと知っていても、大人になってもその症状に悩まされることも少なくありません。

 

そういうわけで、大人のADHDとは子供の頃からADHDで、大人になって発覚したり、大人になってもなかなか対処をすることが難しいというようなことですから、大人になってからADHDになるということではないわけです。

 

大人のADHDは遺伝するのか

以上のことを踏まえて考えると、大人のADHDは遺伝する可能性もあると言って差し支えないでしょう。ADHDが先天性のもので、遺伝が原因である可能性が高いということからも、大人のADHDを抱えている人の子供がADHDになる可能性は、通常より高いはずです。

 

ただし、自分が大人のADHDだとわかっているという場合、子供に対しては対処を早々に行える可能性があります。その結果、ADHDの子供が生まれたとしても、個性を生かしつつ、症状による困った行動を抑制できる可能性が高いでしょう。

 

ですから、自分が大人のADHDだから、必ずしも子供が大人になってからもADHDの症状が理由で苦しむというわけではないということです。

スポンサーリンク