ADHDの遺伝と子供
ADHDは遺伝しやすい発達障害だということで知られています。ですから、自分がADHDだという人は、子供がADHDなのではないかと不安に思うこともあるでしょう。
ここでは、ADHDが子供に遺伝する場合、そしてその対処法についてご説明していきます。
ADHDは子供に遺伝するのか
ADHDは遺伝で発生することが多いとはいえ、自分がADHDだからといって必ずしも子供もADHDになるというわけではありません。むしろ確率的には、子供はADHDにならない可能性の方が高いのです。ですから、過度に気にし過ぎてしまうのも考えものです。
とはいえ、通常よりも子供がADHDになってしまう確率が高いというのは事実です。自分がADHDで、生まれてきた子供がADHDなのではないかと疑う場合はどうすればいいのでしょうか。
子供にADHDが遺伝した疑いがある場合
１つ確認しておきたいのは、親がADHDでなかったとしても子供がADHDになる可能性もあるということです。それが、親がADHDの場合に確率が高くなるというだけで、親がADHDだったから子供がADHDになったと断言できるものでもありません。
むしろ、親がADHDだと子供のADHDに気づきやすいため、早々に対処をすることができます。もしも生まれてきた子供にADHDの気配を感じたのであれば、すぐに病院に行って検査を受けてみるといいでしょう。もし本当にADHDだったとしても、それからすぐに治療を開始するなら、大きくなったときに困る確率が減ります。
ですから、子供にADHDが遺伝してしまった気がしても、落胆することはありません。むしろ、ADHDではない親から生まれてきた場合よりも、お互いに対応がしやすいのではないでしょうか。
スポンサーリンク