ADHDの人の性格面での特徴

ADHDの人はADHDでは無い人と比べると少し違った特徴があります。

「散漫性」「衝動性」「他動性」「不安定な感情」の4つに分けて性格の特徴を紹介します。

ADHDの人は自分が無関心な物事に対してはすぐに飽きてしまいます。その為、誰かと話をしている途中でも、自分の心の中で空想が湧き出るとそちらに気を取られてしまい、「いつもぼーっとしている性格」と周囲から思われる傾向があります。

ADHDの人は場の空気を読めずに不用意な言葉を発してしまったり、急に怒り出す事があります。また、強い刺激を求めて危険な事をしたり、薬物に手を出してしまったり、交通違反をしてしまったり、ギャンブルやアルコールに依存したり、買い物等に熱中してしまいます。

また、興味のある物事に対してマニアックになる癖があります。その為「すぐに怒り出すので付き合い辛い性格」「だらしない性格」「オタクっぽい」と周囲から思われる傾向があります。

ADHDの人は落ち着きが無く、体をそわそわさせたり、べらべらと話をし続けてしまいます。その為「落ち着きが無い性格」「喋りすぎる性格」と周囲から思われる傾向があります。

ADHDの人は不機嫌だったのに急に興奮したり、気持ちがコロコロと変わりやすいといった不安定な感情を持っています。

気分の変動は日常の些細な事でスイッチが入り、急に元気になったり落ち込んだりします。その為「気分屋な性格」と周囲から思われる傾向があります。

以上4つのパターンに分けてみましたが、纏めてみると「自分の都合や気分だけで態度をコロコロと変えてしまう性格」であると言えます。