ADHDは不器用なのか

ADHDは不器用なのか

ADHDは不器用なのか

発達障害の方は、健常者の方が普通にできることが困難に感じるものの、特定のことが得意だったりすることがあります。例えば、計算が得意だったり、芸術の才能があったり、手先が器用だとかそういうことです。

 

それでは、発達障害の1つであるADHD(注意欠陥多動性障害)の場合はどうなのでしょうか。

 

ADHDの方は不器用?

発達障害の方の中には、とても手先が器用で、細かい作業が得意だという方がいらっしゃいます。これは、細かい作業に興味がある発達障害の方で、1つのことに集中して周りが見えなくなりやすいという特性をお持ちの方によく見られる現象です。

 

それでは、ADHDの場合はどうかというと、どちらかというと手先が不器用なことに困っている方の方が多い傾向にあります。

 

性格上、集中力がなく、落ち着きのない方というのは、ADHDではなくても細かい作業をずっとやるようなことは苦手とするのではないでしょうか。

 

ADHDの場合は、障害のためにさらにそういったことを苦手としているので、より手先が不器用で苦しむという場面に遭遇しやすいのです。

 

手先が不器用で困るような場合は、どうしたらいいのでしょうか。

 

対策方法

極端に手先が不器用だと日常生活で困ることも色々とあるかと思います。

 

これに対処するには、時間がかかってもいいと割り切ってしまうことです。ADHDの方だと、手先を使うような作業ができずに困ることもあるかと思いますが、時間をかければ意外とできたりします。どうしてもできなければ、人に頼れることなら、頼ってしまってもいいでしょう。

 

集中力に関しては、集中が続かないのであれば一旦手を止めて、あちこち動き回ってみるのも手です。

 

そういった対処をしながら、専門医の指導のもとADHDとつきあっていければ、手先が不器用なことも気にならなくなってくるでしょう。

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