幼児のADHDの診断ポイント

幼児のADHDの診断ポイント

幼児のADHDの診断ポイント

ADHDとは生まれつきの脳の機能障害と考えられています。生まれつきであるため、かなり幼い頃からその症状が現れます。小学校に上がるまでには、ほとんどの場合周りの子供と何かが違うということに気づけるでしょう。

 

つまり、幼児と呼ばれる頃には診断が可能なのです。

 

それでは、幼児のADHDはどのような診断基準をもって診断されるのでしょうか。ここでは、幼児のADHDの診断についてみていきましょう。

 

幼児のADHDの診断

幼児のADHDが発覚するときは、ご家族、もしくは幼稚園の先生など周囲の大人の方々が、なんとなく手がかかる、注意をしなければならないことが多いというようなことから、悩んで病院に行き、結果ADHDだと診断されるというケースが多いでしょう。

 

幼児のADHDは、問診やチェックリストを使って診断が行われます。問診では、人のいうことを聞けない、集中できない、飽きっぽいなど注意欠陥性、順番が守れない、感情的であるなどの衝動性、そして、じっとしてられず動き回るなどの多動性の観点から、診断が行われます。

 

それに加えて、友人関係での問題点なども見て、総合的にADHDであるかどうかをみていくのです。

 

ADHDの診断基準

前述のような診断ポイントについて、ある一定数あてはまればADHDだと診断されます。あてはまるというのは、その症状が半年以上など長期にわたっており、生活面で困っているかどうかということです。また、状況によって症状が出たり出なかったりしないかという点も診断基準になります。

 

家では症状がでないのに、外に出ると症状が出たり、またはその逆であったり、特定の人物に対して症状がでるなどというように、状況によってADHDのような症状が出たり出なかったりするという場合は、ADHDとは診断されません。

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