ADHDには自己診断が可能なのか
ADHDのことを調べたり、身近にADHDの方がいたりすると、ひょっとして自分もADHDなのでは?と思う方もいるのではないでしょうか。ADHDの症状は、健常者の方でもやってしまいそうなものが多いですから、多くの方がそんな風に思うかもしれません。
ちょっと気になった時に、病院に行くまででもないけど・・・というとき、自己診断ができたら便利ですよね。ここでは、ADHDの自己診断についてご紹介しましょう。
ADHDの自己診断
ADHDに関する診断基準であるADHD?RSなどは、インターネット上で内容を見ることができますから、正確な診断結果がわからなくても、ある程度の自己診断のポイントにはなるでしょう。
また、インターネット上で探してみると、自己診断テストのようなものがあります。これも、試しにやってみる程度であれば、どなたでもチェック可能なので便利です。
では、こういったものを使っての自己診断はどの程度有効なのでしょうか。結論から言うと、全くADHDの傾向のない方は、自己診断テストをやってみてもADHDである可能性は低いと出るでしょう。そういった場合は、特に心配する必要はありません。
問題なのは、ADHDである可能性があると出た方や、基準には満たないものの、基準にとても近いような結果がでた場合です。こういった場合は、一度発達障害に詳しい病院で、検査を受けてみることをおすすめします。
自己診断は最終的な結論にはならない
前述のとおり、自己診断でADHD傾向にあるのかどうかをチェックすることは可能です。ですが、最終的にはやはり医療機関での検査が必須になります。
なぜなら、自己診断をしている当の本人は専門家ではないので、もしADHDだったとしても、適切な治療を行えないからです。
自己診断をしてみて、不安になった方は、必ず一度正式な検査をするようにしましょう。
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