ADHDの診断基準・プロセス

ADHDの診断基準・プロセス

ADHDの診断基準・プロセス

現在、全世界で最もよく使われている診断基準はDSM-IV(精神障害の診断と統計マニュアル)と、その改訂版のDSM-IV-TRであり、これは強迫性障害やうつ病等の診断にも使用されています。それによると、ADHDは「不注意優勢型」「他動衝動優勢型」「それら2つの混合」の3つに分けられています。

 

病院で医師はDSM-IVまたはDSM-IV-TRを使用して診断を行います。その中で大切な基準は「不注意優勢型」も「他動衝動優勢型」も、6ヶ月以上症状が持続している点です。

 

ADHDの診断プロセス

では、病院ではどのように検査を行うかを紹介します。

  1. DSM-IV(またはDSM-IV-TR)での検査(問診)
  2. 合併症の検査(うつ病などの二次障害を合併していないか確認します)
  3. 知能検査(口頭で提示された単語の意味を答えるなどのテストを行います。尚、ADHDと診断されるにはIQが80以上である必要があります)
  4. 脳波の検査(ADHDのおよそ35%には何らかの脳波異常が見られます)
  5. MRI(必ずしも必要な検査ではありませんが、念の為に行われます)

これはあくまで一例ですので、かかった病院によって検査方法は違うと思いますが、この様な検査が行われるのだな、と参考にしてください。

 

もしADHDと診断されても落ち込む必要はありません。自分が今どの様な状態にあるかが分かるわけですので、これからどの様にするべきかという先を見つめる事が出来ます。またADHDで無い場合でも、医師が「あなたはこの様な状態です」と言ってくれれば、今後どの様な対策をして、社会生活を送るべきかを考える事が出来ます。

 

どちらも悪いことではありません。医師はどの様な方向で進むべきか考えるきっかけを与えてくれるのですから。病院に行く事に抵抗がある人は居ると思いますが、診断・検査を受ける事は決して悪いことではありません。

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