ADHDの治療としてカウンセリングは有効か

ADHDの治療としてカウンセリングは有効か

ADHDの治療としてカウンセリングは有効か

ADHDとカウンセリング

カウンセリングは成人の場合病院、精神科、心療内科などで併設もしくは時間を決めて臨床心理士によって行われています。

 

現在、専門機関の数が受診したい人数を大きく下回るのが現状で、初診は数ヶ月〜半年待ち、というところも存在します。

 

カウンセリングの良い点

ネットにも詳しいADHDの人関連のサイトが多数ありますが、あくまで一般向けの知識であり、個人を対象とした治療法ではありません。

 

  • 自己判断ではないしっかりした診断が出してもらえる
  • それによる治療(カウンセリング・薬物療法)が受けられる
  • 身内や友人などに出来ない相談が出来る
  • 他の併発した症状についても意見がもらえる
  • 認知療法を行える場合もある

 

実際に個人を対象として(対面での様子や症状も見てもらえます)の治療法が確立されるので、治療がうまく軌道に乗れば日常生活の改善が見込めます。

 

カウンセリングの注意するべき点

カウンセラーも人間です。意見を絶対と思い込みすぎず、二人三脚で治療を続けていけるよう良い関係を築くようにしましょう。

 

  • まだ議論の最中である症状のため、ADHDと判断されるとは限らない
  • 似た症状の症例が多くあるため、誤診もある
  • カウンセリングを受ける側が今ひとつ信頼が置けない

 

まとめ

カウンセリングは薬物療法に抵抗のある人には適した治療法といえます。

 

(薬物療法とカウンセリングを並行して行う場合も多々あります)

 

カウンセリングでは、医師やカウンセラーが時間を決めて(30分等)対面で会話と場合によってはメモなどの筆記によって治療を進めます。

 

ADHDの場合のカウンセリングでは、自分の得意・不得意、どういうときにミスや後悔することをしてしまうかなどを話します。

 

また、社会生活を送る上で仕事や日常生活などをどう行っていくかを個別にアドバイスをされたりします。

 

カウンセリングの場合は本人に「カウンセリングで治そう」という気持ちが必要になります。

 

カウンセリング自体をあまり信頼していない、無理に連れてこられた等の場合は効果が薄くなることを考慮してください。

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