ADHDの友達への接し方

ADHDの友達への接し方

ADHDの友達への接し方

友達がADHDだと、いくらADHDだと知っていても、時々やはり疲れてしまうこともあるでしょう。普通の友達であっても、嫌なところがあったりするものですが、ADHDの方の特有の症状は、時々出るというものではありませんし、なかなか本人が意識して治すのが難しいので、お互いのストレスになりかねません。

 

ADHDの友達とはどううまく接していけばいいのでしょうか。

 

友達がADHDだと困ること

ADHDといっても、その症状の程度は人それぞれです。軽度であれば、その行動が逆に個性となって友達づきあいをするのが楽しくなることもあるでしょう。

 

しかし、ADHDの友達の症状に疲れることもあるのもまた事実です。

 

例えば、時間感覚が鈍い友達だと、待ち合わせをするたびに毎回毎回遅れてくるようなこともあるでしょう。それが遅れてもあまり予定に差し支えのない時であればまだしも、旅行などの時間にギリギリに来たりして、ひやひやさせられることもあるかと思います。

 

また、健常者の方なら絶対に言わないようなことを、ADHDの方はついポロっと口にしてしまうため、傷つけられることもあるかもしれません。悪気がないとはわかっていても、傷つくのに変わりはありませんよね。

 

感情の起伏が激しいというADHDの方もいますが、そういう方が友達だと、わがままに疲れてしまうかもしれません。

 

ADHDの友達との接し方

友達がADHDだからといって、特別あつかいをする必要はありません。普通の友達にするように接して大丈夫です。例えば、心臓が悪い友達がいれば、その友達が疲れたらすぐにどこかで休憩する・・・といったような気遣いをするのは普通だと思いますが、ADHDの友達に対しても、四六時中気遣う必要はなく、症状が出た時のみちょっと気をつけてあげる程度で構わないのです。

 

例えば、どうしても時間に遅れて欲しくないときは、実際の時間よりも早い時間を伝えていれば、問題ないでしょう。面倒でなければ家まで迎えにいったりするのも効果的です。

 

悪気のない発言については、スルーするしかありませんが、傷ついたことを伝えるのは大丈夫です。友達であれば、傷ついたことに申し訳ないと思うでしょうし、その発言を止めることは可能です。

 

友達になるくらいですから、お互い好きなところも沢山あるでしょう。ADHDの症状に翻弄されることなく、お互いの時間を楽しめると良い関係が築けます。

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