ADHDの仕事との関係
ADHDの大人は仕事でこんな事を繰り返します。
- どこかをミスしないようにすると、別のどこかをミスする
- 注意するべきことをリスト化してもミスをする
- 同じミスを何度も繰り返す
- メモを取ろうとすると聞く事を忘れる
- やるべき事を先延ばしにする
- 前もって決められた約束が守れない
- 約束の時間に遅れる
- 相手の気持ちを考えずに一方的に話してしまう
- 物事の優先順位が分からない
- 場の空気を読めず、自分が思った事をそのまま発言してしまう
- 後先を考えずに行動してしまう
その為、じっくりと物事を検証、確認する仕事には向いていません。
例を挙げると以下の通りです。
- デスクワーク（事務、経理など数字を扱ったり、確認作業が必要な業務）
- 社長などの秘書業務
- 単純作業（製品の検査など）
- 本など文章の校正
- 医療関連の仕事
- 自動車や電車等の運転士
- 警察官や自衛官等
学生のADHDの人もいずれは学校を卒業し、就職する時期がいずれ訪れます。その時に、自分自身の事をよく考える必要が、ADHDではない人よりもあります。どんな仕事なら出来るのか、どんな仕事なら自分を受け入れてくれるのか、職場で自分を受け入れてくれる人は居るのだろうか、と、悩みは尽きません。
大切な事は、「自分がしたい仕事はなんだろう？」と考えることです。
ADHDでない人でも、自分がしたくない仕事に就く事は精神的に非常に苦痛です。まずは自分が就きたい仕事について考え、「その仕事は、自分は成し遂げる事が出来るだろうか」と考えてみましょう。一度社会に出てみると、思った以上にうつ病や躁うつ病などの精神疾患を持っていながら働いている人が多く居ます。まずは挑戦してみましょう。
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