ADHDによる仕事のトラブル
ADHDの症状を抱えた状態で仕事に就くと、就いた仕事の種類にもよりますが些細なトラブルを何度も起こしてしまう可能性があります。
ADHDの大人は、自分なりに真剣に仕事に取り組んでいたとしても、ワーキングメモリーが少ない事によって、やらなくてはいけない仕事の事を忘れてしまったり、大切な会議の予定の事を忘れてしまったり、時にはそのミスが原因で上司や取引先を巻き込んだトラブルを起こしてしまう可能性もあります。
それがきっかけで会社をクビになってしまったり、クビにはならなくとも、仕事に対して悩みを抱えてしまう人は少なくはありません。
少しでも仕事でのトラブルを避ける為に、ADHDの大人は色々と工夫をしていく必要があります。
仕事のトラブルを回避する為にやっておきたい事
- 自分に向いている仕事（セールスマンやデザイナー、受付業務、プランナー等）に就くようにする
- もし自分に向いていない仕事（事務や経理等のデスクワークや単純作業をコツコツと行う仕事等）に就いた場合、ミスしやすい行動をリストアップして、それぞれに対する対処法を考えておくようにする
- 大切な事はメモを取り、見やすい場所に貼っておく
- 机の上が乱雑になりやすいので、こまめに掃除する（要らないものはすぐ捨てる）
- 一つの仕事を行っている時に別の仕事を与えられたら、優先度の高い仕事を先に行うようにし、もう一つの仕事については忘れないようにメモをしておく
- 一度仕事でミスを起こすと、別の仕事を行っていても集中力が続かなくなりミスを起こしてしまうので、ミスをしたらメモを取る程度にしておき、あまり引きずらないように次の仕事をするようにする
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