ADHDとカフェイン

ADHDとカフェイン

ADHDとカフェイン

コーヒーが好きだという方は多いでしょう。もちろん、ADHDの方にもコーヒーを愛飲する方は多くいらっしゃいます。コーヒーを飲むときに気になることの1つに、カフェインの取りすぎがあります。それがADHDに影響があるのではないかと、不安に思う方もいるのではないでしょうか。

 

ここでは、ADHDとカフェインについてご説明していきましょう。

 

カフェインはADHDに影響する?

コーヒーを飲むと目が覚めるため、朝は必ずコーヒーを飲むという方は多いでしょう。また、仕事中はコーヒーが手放せないというほど、コーヒーが好きな方もいます。

 

これは、コーヒーに含まれるカフェインの影響で頭がすっきりするからだと考えられますが、このすっきりする感じは、ADHDに影響はあるのでしょうか。

 

これについては、動物実験でADHDの動物にはカフェインを摂取することが、ADHDの症状の改善に効果があるという研究結果が発表されています。しかし、人間に対してはその効果は今のところ、認められていません。

 

寧ろ、沢山飲みすぎるとカフェインの興奮作用により、症状が現れてしまうおそれもあります。

 

とはいえ、飲み過ぎには注意という程度であって、ADHDだからといって、カフェインを控える必要はありません。

 

ADHDの子供への影響

子供のころはコーヒーを飲ませてもらえないということが、よくあったのではないでしょうか。これは、カフェインは刺激が強く、不安や焦り、不眠、胃痛、頻脈などの副作用があらわれる場合があるからです。そして、大人よりも子供の方がそういったものに影響されやすいのです。

 

ADHDの子供に対しても、その悪影響は同じことで、特にADHDの子供が不安や焦りを感じてしまうと、衝動的な行動を起こしやすいですから、注意が必要です。

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