ADHDとアルコール

ADHDとアルコール

ADHDとアルコール

ADHDの方は、好きなことをやめるのが難しいという傾向にあります。好きなことに執着しやすく、依存しやすいのですね。そんなADHDの方お酒好きだったらどうなるのでしょうか。

 

ここでは、ADHDとアルコールについて考えてみましょう。

 

ADHDだとアルコール依存症になりやすい?

ADHDの方々の中で、特に衝動性が強く現れている方々は、さまざまな場面で抑制ができないため、アルコールに限らず依存症になりやすい傾向にあります。やめなければと思っていても、飲みたい!と思ったら、お酒を飲むことが大変困難なためです。

 

また、アルコール依存症になっていなくても、お酒を飲んで酔っ払えば、普段抑制できていることでも、抑制できなくなってしまい、普段よりもADHDの症状が強くでてしまうということもあるでしょう。

 

そんな状態になると、ますますお酒を飲みすぎてしまうかもしれません。

 

ADHDのためのお酒の飲み方

アルコールも、ただお酒を嗜む程度であれば、ADHDの方でも飲んだって構いません。大事なのは、飲みすぎないことです。

 

衝動性が強く、自制がなかなかできないという方は、そもそもお酒はやめておいた方が賢明でしょう。飲みすぎてしまうことが多くなるためです。衝動性が強い方の場合、周囲が止めてもお酒をやめることが難しく、良かれと思って止めている人に当たってしまうことも考えられますから、そういった方面でも問題を起こしてしまいかねません。

 

衝動性はそんなにないものの、お酒に弱いというタイプの方であれば、1人でお酒を飲んだり、あまり親しくない方々とお酒を飲むのはおすすめできません。1杯くらいならいいのかもしれませんが、お酒に酔いすぎて、通常時よりもさらに空気の読めない発言をしてしまう可能性があるからです。

 

健常者の方でも、お酒の楽しい飲み方は学ぶべきですが、ADHDの方の場合はそれよりもさらに気をつける必要があります。

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