大人のADHDの長所とは
ADHDの人は、その特性を長所として生かそうということが、しばしば言われます。では、大人のADHDの場合、ADHDのどういったところが長所ととらえることができるのでしょうか。
ここでは、大人のADHDで長所として考えられる部分をご紹介していきます。
行動力がある
ADHDは同じところにじっとしていることが苦手です。ですから、じっとしていることが求められる場面では、不興を買いやすいのですが、行動力が求められるような場面だと、そのじっとできないという特性が長所となります。
仕事の面だと、例えば営業や販売などといった職業や、イベント企画などをするような刺激のある仕事でこの特性を活かすことができるでしょう。
ひらめきがすごい
ADHDの人のひらめき力は、健常者の人のそれを逸脱していることがあります。
短期記憶が苦手だという部分を補っているのか、少ない情報の中から、ADHDの人は物事を理解することができるという人もいます。
このひらめきがすごいタイプのADHDの人は、有名人にも多いようです。
人のことを思いやれる
ADHDの人は感情の起伏が激しく、その時の気分を表に出してしまいがちです。
また、小さい頃から周囲に変人扱いをされた経験から、人が変わった行動をしても何か理由があるはずだと考え、すぐに批判的な考えにならない思考にもなりやすいようです。
この結果、情に深く人のことを思いやれるというタイプが多いようです。
瞬時の判断力が突出している
ADHDの衝動性は悪いことばかりではありません。
周囲が色々迷っていたとしても、ADHDの人はその衝動性から瞬時にどうすればいいか判断したり、決めることができます。
これが長所として働くことも少なくありません。
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