ADHDのパニック症状

ADHDのパニック症状

ADHDのパニック症状

ADHDは時に「パニック」という症状を起こす事があります。

 

パニック症状とは

パニック症状とは、不安が無いのに突然動悸、息苦しさ、めまい等が起こる事です。「心臓発作で死ぬかと思った」「息が吸えないので死ぬかと思った」と極端に不安に感じて、「また同じ事が起こったらどうしよう」と考え込み、不安感を持つ事で症状が悪化してしまう場合もあります。

 

ADHDとパニック症状の関係性

ADHDの人が社会に出て、自分が周囲の人と違う事で孤独感を持ってしまうと不安になり、やがてストレスになります。

 

そして毎回会社の上司等から仕事上のケアレスミスや遅刻等で叱られると心が弱り、より一層ストレスを感じる事によって不安障害を併発し、やがてパニック症状を起こしてしまう様になってしまいます。(不安障害を併発するとパニック障害になる場合もあります)

 

パニック症状が起きた場合の対処方法

パニック症状を起こした場合、まずは落ち着ける場所に急いで移動しましょう。(過去にパニック症状を起こした場所や環境では、また同じ様にパニック症状を起こしてしまう可能性が高いです)

 

もし横になれる場所があれば横になる等、楽な姿勢を取り、ゆっくり呼吸をしてください。これだけでもパニック症状を抑える事が出来ます。

 

その後、通院している精神神経科等の病院で、医師にパニック症状がどの様な状況・環境で発生したかをしっかりと伝えましょう。医師は話した内容により、最適な投薬等の対応をしてくれます。

 

身近な人がパニック症状を起こした場合の対応方法

もし側に居る人がパニック症状を起こした場合は、落ち着ける場所まで移動させてゆっくり呼吸をさせましょう。もし飲み物が飲める状態であれば、水やお茶等を飲ませ、リラックス出来る様にしてあげましょう。(飲み物を与えるのは呼吸が落ち着くまで待ちましょう)

 

もし過呼吸を起こしている場合は、コンビニ等のお店で小さめのビニール袋を貰い、相手の口にビニール袋の口を当てて、ゆっくりと呼吸をさせるようにしてあげてください。

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