ADHDのグレーゾーンは４歳でもわかるか

ADHD完全ガイド＞症状＞グレーゾーンは４歳でもわかるか

幼い子供だと、たとえADHDの疑いがあっても、「グレーゾーン」だと言われる場合もあります。たとえば、４歳など幼稚園に通うような年齢の子供だと、どうなのでしょうか。

ここでは、４歳の子供のADHDグレーゾーンについて考えてみましょう。

幼稚園児くらいの年代だと、ADHDのような行動をする子供は割とたくさんいます。そして、もちろんその全てがADHDだというわけではありません。たとえ、ADHDがとる行動が強く出ていたとしても、成長してみると性格的な個性の範囲でおさまる場合もあります。

そういうことがあるため、４歳などといった幼い子供では、まだ正確にADHDだと診断することは難しく、たとえ疑いがあったとしても経過観察だということで「グレーゾーン」と言われることがあるでしょう。

自分の４歳の子供が、どう考えてもADHDのような行動をするにも関わらず、グレーゾーンだと言われてしまったという経験がある人もいるでしょう。これは、上記で説明したように、４歳だと幼すぎてADHDだと断定するのが難しいからです。

ですから、グレーゾーンと言われたからといって、ADHDではないと安心するのではなく、ADHDの治療や、ADHDの子供に対する子育てをはじめることをおすすめします。

４歳くらいの子供がグレーゾーンと言われた場合は、ADHDである可能性があると捉えた方がいいでしょう。ですが、グレーゾーンと診断されたのであれば、それに対する対策方法なども病院で教えてもらえますし、そのまま治療に入ることもできます。

その結果、もう少し大きくなったときに、ADHDのような行動をあまりとらなくなるということもあるでしょう。