思春期の女子のADHD

思春期の女子のADHD

思春期の女子のADHD

ADHDは男女比をみると、男子の比率の方が圧倒的に多いのですが、もちろん女子でもADHDだという子もいます。

 

思春期の女子というのは、本当に難しいものですが、ADHDだと思春期の特徴が強く出がちなため、女子特有の特徴も強くでます。

 

ここでは、思春期を迎えたADHDの女子についてご説明していきます。

 

思春期のADHD女子の行動とは

男子であっても、思春期を迎えたADHD患者の行動はなかなかに難しいものです。しかし、女子には女子特有の難しさがあります。

 

その筆頭が、父親を異様なまでに嫌がるということです。思春期の女子が父親を嫌がるようになるというのは、人間の本能として、種の保存という観点からというと当たり前のことなのですが、ADHDだとこれが顕著に出すぎて、父親を遠ざけるだけでは終わらず、父親を無視したり、毛嫌いして同じ空気を吸うのも嫌だ・・・なんてこともあるでしょう。

 

かなり反抗的になって、父親がいうことにはすべてNOなんてことも。

 

また、思春期の女子というのは、どんどん女性らしくなっていくものですが、これがADHDだと、言語力が発達し、かなりおしゃべりになったりもします。こちらについては、困るようなことではなく、能力が発達したということですから、悪いことではありません。

 

ADHDの思春期女子への対応方法

思春期女子の特徴が強く出てしまいがちなADHDの子どもに対しては、どう対応していけばいいのでしょうか。

 

通常の場合でも思春期を過ぎれば、父親に対する生理的嫌悪感はある程度薄れていきます。これはADHDの場合でも同じですから、父親に対してひどすぎる行動にでるわけでなければ、ある程度は許容するべきでしょう。父親としては辛いことかもしれませんが、一時的なものです。

 

思春期のADHDの子どもについては、親が味方になるということがとても重要ですが、女子に限っては、母親が寄り添ってあげた方がいいかもしれません。

スポンサーリンク