ADHDの衝動性

ADHDの衝動性

ADHDの衝動性について

多動衝動性優勢型のADHDの場合、衝動性を抑える事ができずに突然動き出したり、些細な事で手を上げたり、大声をあげたりしてしまいます。

 

その為、乱暴な子、反抗的な子、と見られがちです。

 

衝動的な行動を取ってしまうと、事故に合いやすくなったり、他人を傷つけてます。

 

また、数人が話し合っている中で急に話を遮って自分の話を始めてしまう事も衝動性が原因です。いわゆる「空気が読めない」とは違い、ふと自分の行動を振り返って後悔する事もあり、「わかっているのに何故か上手く振舞えない」と自己嫌悪に陥ってしまう場合もあります。

 

自己嫌悪に陥ると、酷くなればうつ病などの二次障害を背負ってしまう可能性があります。また、衝動性をそのままにして大人になってしまうと犯罪を起こしてしまう可能性もありますし、人間関係を破綻させてしまったり、結婚してもすぐに離婚してしまったり、家族を虐待してしまう可能性もありますので、早めに「感情のコントロール」ができるように意識を変えなければいけません。

 

どの様にコントロールするべきか

まずは子供の頃からの教育が大切です。暴言や暴力は放っておくとエスカレートしてしまうので、もし暴言や暴力が出た場合は、ただ叱るのではなく、どのように言うべきか、どの様に行動するべきかを教えます。

 

次に、人形やおもちゃを乱暴に扱うのであれば優しい扱い方を教えます。「人形やおもちゃが痛いって言ってるよ」と伝える事も良いでしょう。

 

そして我慢を教えます。たとえばおやつを与えるとしたら、衝動性によりすぐに食べ始めてしまいますので、時計を見せて何分になったら「いただきます」と言ったら食べても良い、と約束させます。また、買い物に出かけると衝動的に「これが欲しい」と駄々をこねてしまう場合は、「今日は買いません」と前もって約束させて我慢を教える事も良いでしょう。

 

感情のコントロール:10を数える

感情のコントロール方法の一つとして有効な事があります。それは、「何かを発言したり何か行動を起こす時は10数えてから行う」という事を義務付ける事です。すると、衝動的に動く前に自分でこれから行う事について考える時間を持つようになり、暴れ出したり、人を傷つけたりする事が減っていきます。

 

この「10数える」という事は、大人になってからも有効です。まず自分でこれから行う行動を考える、という事で、うまく感情をコントロールする事が出来るようになります。

スポンサーリンク