多動衝動性優勢型のADHD

多動衝動性優勢型のADHD

多動衝動性優勢型のADHD

多動衝動性優勢型ADHDには、以下の様な特徴・症状があります。

 

他動衝動性優勢型ADHDの特徴

  • 落ち着きが無く、授業中に急に立ち上がる
  • 体を動かす事を止められない(貧乏ゆすりをしてしまう)
  • 些細な事で手を出してしまう(暴力を振るってしまう)、大声を出してしまう
  • 乱暴な子、反抗的という目で見られやすい
  • 自分の事ばかりを話してしまう
  • おしゃべりを始めると止まらない
  • 衝動的に人を傷つけるような発言をしてしまう
  • 些細な事でもつい叱責してしまう
  • 他人の物を勝手に取り上げる、壊してしまう

というようなものです。

 

注意点

学校や職場でトラブルを起こしやすく、それが原因で孤立してしまう可能性があります。

 

また、癇癪を起こしやすくなり、反抗的・挑発的な行動(非行に走るなど)を起こしてしまう場合もあります。

 

そのままの状態で成長をすると、欲しい物を手に入れるためにお金を親の財布から盗んで買ってしまう事や、お店の商品自体を万引きしてしまう事もあります。

 

その為、早期にADHDである事に気付き、ケアをしてあげないと、いつの間にか何かしらの犯罪を犯してしまう可能性があります。

 

その為、早期に保育士・学校の教師と連携を取り、何か問題行動を起こした場合は知らせてもらうようにして、家で「何故その様な行為をしてしまったか」を聞き、「今後はどうするべきか」をしっかりと教える事が大切です。

 

また、気をつけないといけない事があります。それは公園などでボール遊びに夢中になっていると、ボールの事で頭がいっぱいになってしまい、道路に転がっていくボールを追いかけるために急に道路に飛び出してしまい、車に接触してしまう事です。交通事故に合わない為にも、前もってしっかりと言い聞かせ、しばらくは一人で遊ばせずに親が見守る体制を取る事が大切です。

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