ADHDと記憶力
ADHDの方々は、その注意力不足や多動・衝動性から、さまざまな問題を抱えています。記憶力が悪い傾向にあるというのも、その1つでしょう。
ADHDの方はなぜ記憶力が悪くいのでしょう。また、どう改善していけばいいのでしょうか。
ここでは、ADHDの方と記憶力について、ご説明していきます。
ADHDと記憶力
前述のとおりADHDの方は、記憶力が悪い傾向にあります。しかも、忘れていたことを思い出すことも苦手です。
健常者の方であれば、例えば一度記憶したことを忘れてしまったとしても、誰かに指摘されたりすれば、「忘れてた」と認識できるでしょう。
しかし、ADHDの方だと、そもそも忘れていたことさえ記憶に残っていないため、「そんなことあったっけ?」という感じになってしまうのです。
忘れないようにメモをしたとしても、メモしたことすら忘れてしまったりします。
しかし、やる気が起こらないという現象と同じく、自分が興味のあることに関しては、すごい記憶力を発揮することもあるのが、ADHDの特徴でしょう。
対策方法
前述のとおり、メモしたことすら忘れてしまうこともあるため、ADHDの記憶力の悪さへの対策は、なかなか難しいところです。
メモをとることが有効な方もいますから、試してみてもいいでしょう。しかし、別の対策も併用することをおすすめします。
例えば、周囲の方に頼ってみてもいいでしょう。まだ、忘れてはいけないことを覚えているうちに、誰かに話しておくことで、忘れてしまって周りに迷惑をかけるというようなことを防ぐことができます。
つまり、周囲の方が、その記憶力の悪さがADHDの症状であるということを認識しておくことが、有効な対策法と言えるでしょう。
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