ADHDはストレスで悪化するか

ADHDはストレスで悪化するか

ADHDはストレスで悪化するか

ADHDの人は健常者に比べるとストレスを感じやすいことで知られています。ではこのストレスが、ADHDの症状の悪化につながることはあるのでしょうか。

 

ここでは、ストレスによってADHDが悪化する場合について考えてみましょう。

 

ストレスとADHD

ADHDの人は、その脳の機能的にストレスを感じやすいと言われています。ストレスを感じやすいうえに、イライラを我慢できないため、人や物に当たってしまったり、怒りを表現しすぎてしまったりします。

 

ストレスが多くなると、こうした多動性・衝動性的な症状が強く出るようになり、イライラすることによって、ますますストレスも多くなります。

 

また、こうした症状が強く出ると、周囲から敬遠されてしまう原因にもなるため、それに傷つくことがまたストレスになるということもあり、悪循環です。

 

ですから、ストレスによってADHDの症状が重くなってしまうということはあり得ることです。

 

ストレスは二次障害も引き起こす

ADHDの人が、ストレスを感じたり、ストレスによってその症状が重くなると、二次障害としてうつ病などを患ってしまうこともあります。

 

また、アルコール、ギャンブルなどの依存症になってしまうこともあるでしょう。ストレス発散としてはじめたことが、やめられなくなるというパターンです。

 

そのため、ストレスを感じ続けているような状態は、ADHDの人にとってはよくない状態です。ストレスを感じているのであれば、症状の悪化や二次障害を防ぐためにも、何か発散できるようなことを探すことをおすすめします。

 

ADHDは、好きなことなら熱中できたりするため、何か好きなことに没頭するというのでもいいでしょう。また、ストレスの原因から身を離すということも、可能であるなら実行しましょう。

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