不注意優勢型のADHD
注意欠陥・他動性障害(ADHD)は大きく分けると
- 不注意優勢型ADHD
 - 多動衝動性優勢型ADHD
 - 混合型ADHD
 
の3種類に分けられます。
その中の一つ、「不注意優勢型ADHD」は、以下の様な特徴・症状があります。
不注意優勢型ADHDの特徴
- 物を無くしやすい
 - 会議中や仕事中(授業中や勉強中)に気が散りやすく、集中力が続かない
 - 興味があるものには集中しすぎて、切り替えが難しい
 - 行動が他の子よりもワンテンポ遅れる
 - あまり目立たない(ADHDと気付かれにくい)
 - 仕事(課題)に必要な物を失くしてしまう、忘れてしまう
 - 仕事(課題)の締め切りに間に合わない
 - 仕事(課題)を最後まで終える事が難しい
 - 金銭の管理が上手く出来ない
 - 貧乏ゆすりや机を指先で叩く事を止められない
 - 仕事(課題)でケアレスミスが多い、約束の時間にいつも間に合わない
 - 約束自体を忘れてしまう
 
というようなものです。
注意点
物を無くしたり、約束を忘れてしまったりと、注意すれば問題なく出来る事が出来ない症状が現れます。
また、単純なケアレスミスを一般の人よりも起こしやすく、問題文も集中して読む事が出来ないので、学校でのテスト結果や教師による評価が低くなりがちです。
この様な過度の不注意はワーキングメモリーという脳の機能が十分に働いていない為に起こると言われています。
不注意を繰り返し起こすことで、教師や職場での上司から何度も叱られる為、自分に劣等感を持ってしまう場合や、自尊心が低くなってしまう場合があります。
それをきっかけにうつ病を併発してしまう場合や、引きこもりがちになってしまう場合があります。
その為、子供のうちに精神神経科や心療内科などの医療機関に通わせるなど、しっかりと家族がケアをしてあげる必要があります。
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