ADHDの人はわがままだと思われやすい
「ADHDの人はわがまま・性格悪い」とは?
ADHDの人は「わがまま」「性格悪い」「怒りっぽい」「自己中心的」だと思われがちです。
こうした性質はADHDの脳の機能不全とどのような関係があるのでしょうか。
特徴
通常の人のわがままな性質だったり自己中心的な性格とは違い、原因が脳の機能によるものです。
- 周囲の人の迷惑を考えずにうるさくわめき散らす
- 周囲の人に依頼されても従わない
- 自分のためにやること(瞑想、運動、ダイエットなど)に夢中になるあまり周囲に気が向かず、わがままに見られる
- 自分があらかじめ設定していた計画通りに事が進まないと不機嫌になる
- 衝動的に行動をしがちで、それが周囲には自己中心的にうつる
- 空気が読めないので我慢すべき時に自分の欲求をさらけだしてしまい、わがままな人が多いとされる
ADHDは周囲にとってわがままだったり自己中心的に「見える」ことでコミュニケーション能力が低いと見なされてしまいます。
自分が周囲の人に上記のような指摘を受けたり、自分で
まとめ・注意点
周囲にわがまま・自己中心的だと思われるADHDの人に共通する点は以下の通りです。
- 思ったことを空気を読まずにすぐに口にする
- 会話中に会話に飽きてきたら、自分の気分で話題を変える
- 自分の話をしているときは相手の目を見て、逆に相手の話中は相手の目を見ない
- 会話中、静かになったときにはその瞬間を自分の話題で埋めようとする
よって、通常の人の「わがまま」「自己中心的」の人との区別は非常に難しいところです。
周囲に「もしかして?」という人がいたり、他の人からの指摘を受けた場合はADHDを疑ってみましょう。
必要以上に自分や該当の人を責めることのないようにしましょう。
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