ADHDは子供の事を認めて褒めてあげることが一番の薬になる

ADHDは子供の事を認めて褒めてあげることが一番の薬になる

ADHDは子供の事を認めて褒めてあげることが一番の薬になる

プロフィール: ノンさん、43歳女性、パート

 

私の子供の友達の男の子がADHDと診断されています。多動と注意欠陥のどちらの症状もあるみたいで、幼稚園のころからじっとしていることが苦手でいつもお友達を突き飛ばしたりしていました。ただ小さいうちは同じようなお子さんも結構いるので単に個性として受け止めていたようでした。

 

私が見てもヤンチャで元気な子だなという印象でした。男の子ならこんな子もいるだろうといった感じです。小学校になって診断がついたようですが、今では忘れ物がとても多いそうです。多動もまだあるのですが小学校内ではあまり目立ってはいないとのことです。先生に対しての態度も比較的良好らしく、どちらかというと家庭内、しかも母親に対する行動や態度に問題があるようです。

 

ADHDの難しいところは知能の遅れなどはあまりないので一見分かりずらいのと、人によって態度を使い分けることがあるらしいということです。学校と家庭内との態度が全く違うということで、お母さんが一人で抱えてしまいとても辛い思いをしているようです。

 

私など他人と接しているときは、多少せっかちで落ち着かない印象をうけますが、説明してもらわないとADHDだと分からないくらいです。その子のお母さんとは親しいので息子さんのADHDのことを説明してもらっていて、何かトラブルがあったら教えてほしいと言われています。

 

それほど多くを手伝えるわけではないですが、私もできるだけ協力したいと思っていて、ADHDの子供に対する対応の仕方を少し説明してもらったところによると、何か悪いことをしていてもいきなり怒ったりせずに静かに教えてあげるのだということです。そしてダメなことを叱るのではなく、何か良いことを見つけて褒めて認めてあげると、ADHDの子供たちは心が落ち着き、段々と優しくて良い子になっていくのだと言っていました。

 

考えてみるとそんな対応は何もADHDの子供だけに効果的なのではなく、全ての子供たちの心を育てるのに効果的だと思います。その子は抑肝散という漢方を処方してもらって飲んでいるようですが、少しずつ精神的に落ち着いてきたということです。

 

ADHDは周りの理解を得られるかどうかで、子供の成長に大きく影響すると思います。一人一人の子供を認めてあげて適切な対応をすればADHDは必ず良い方向へ改善し、一つの個性として立派に成り立つものだと思っています。

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