注意欠陥多動性障害について〜同級生のこと〜

注意欠陥多動性障害について〜同級生のこと〜

注意欠陥多動性障害について〜同級生のこと〜

プロフィール: レイさん、23歳女性、看護師

 

保育所から中学の同級生の話をしようとおもいます。

 

あとから知ったのですが、A君(ADHDの友だち)は、注意欠陥多動性障害(ADHD)だったんですね。

 

保育所時代には、すぐに気が散って自分の席をはなれたり、興味のあることには集中できるが興味のないことにはとことん興味がなく、全く集中できずすぐに投げ出してしまい、いつも先生に叱られていました。

 

先生のいう事も聞いていないことが多く、忘れ物やうっかりした間違いが目立っていました。叱られるとその時は反省してはいましたが、すぐに同じ失敗を繰り返していました。

 

周りに注意が行かず、一緒に遊んでいてもボールを追いかけて車にひかれそうになったこともなんどもありましたが、経験したことを覚えていないのか、懲りた様子は全くなかったです。

 

仲のよい友だちはいましたし、正義感も強いのですが、思い立つと待つことができず、時には割り込んだりして友達とも喧嘩になっていました。

 

服や靴はいつもすぐにボロボロになったり、買ってもらった文房具はすぐ、なくしたり壊したりしていました。

 

周りからは、文字も丁寧に書こうとしなかったり、陽気でおしゃべり、物にこだわらないためか成績はいいのに躾がわるく、愛情不足じゃないかと言われていました。

 

しかし、実際はA君のお母さんはとても一生懸命A君に関わっていましたし、他の兄弟とも分け隔てなく育てていました。

 

ただ、A君は「ぼくはおこられてばかりで、ダメな子なんだよ」と言っていたのを覚えています。

 

その当時は、ADHDと言う障害が世間に知られていなかったこともあり、A君もお母さんも大変な思いをしたと思います。

 

最近では、精神科で診断をしてもらったり、学校では、授業中は教師以外の外からの刺激を減らしたり、落ち着きがなく、叱られたり注意されることが多いので「自分がダメな子なんだ」と思いやすい。子供の良いところを見つけて、家族や教師が褒めることが自己評価の向上に繋がります!

 

A君は絵が得意でした。高校は市立に行ったみたいです。

 

そこまでしか消息を知りませんが、同じように社会人として働いていてくれるとうれしいですね。

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