ADDと物忘れの症状

ADDと物忘れの症状

ADDと物忘れの症状

ADDの物忘れの出方とは

ADDはADHDのような多動性はないものと定義されていますが、おとなしくADDの発露と気づかれにくいため発見が遅れることが多々あります。

 

特徴

ADDには以下のよう特徴がありますが、決して「だらしない」「いいかげん」な為ではありません。

 

脳の機能的問題であることを理解しましょう。

  • ぼーっとしている事が多い
  • つい「うっかりミス」をよくしてしまう
  • 用事・物・しなければならないことすべてにおいて「物忘れ」「忘れ物」が多い
  • 注意されても、そのこと自体を忘れてしまう
  • 前の日と同じ作業・仕事が出来ない
  • 複数のことを同時進行するのは苦手で、一つのことしか出来ない(シングルタスク)
  • 要領が悪い

 

改善案・まとめ

とにかくまず「メモ帳」を持ち歩きましょう。

 

言われたこと、やらなければならないこと、注意されたこと、したいこと、すべてメモに記入しましょう。

 

書くためのペンを携帯することを忘れることも多いため、ペンも一緒に携帯できるメモ帳を探しましょう。

 

やることはどんなに小さな事でも明記します。大きな仕事(「会議のレジュメ作成」等)だけでなく、「資料を集める」「○○さんに聞く」「会議用ノートとペンを用意する」など、作業を小分けにします。

 

終わったら終了マークか線で消して達成感を感じ、自分を褒めましょう。

 

自己評価の低い人が多いADDは、自己認識の向上の機会を増やすことが大切です。

 

また、携帯するノートやペンは一つ(一カ所)にまとめるようにしましょう。そのため、大判のノートや携帯できる一日の予定をたくさん書き込める手帳、使い終わったページをストックできるメモ帳とメモカバーがあると便利です。

 

また、毎日使う物は決まったところに置く(鍵、携帯、定期、財布等)、着ていく服やアクセサリーに迷ったときに「迷った時用セット」を作っておくのも安心です。

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