ADDでもうまく片付けをする方法

ADDでもうまく片付けをする方法

ADDでもうまく片付けをする方法

ADDと片付けとは

ADDはよく「片付けられない、片付けるのが苦手」と言われていますが、ここではADDが片付けられるうようになるための対策を考えてみましょう。

 

片付ける方法・工夫

片付けのためには、次のような方法の中からやれそうな事を試みるのが良いでしょう。

 

  • 片付けにもメモを利用する:ADDはいつも頭の中が混乱してしまっているので、まず「片付ける場所」「片付ける物」「片付けをする時間」等をリストアップし、優先順位をつけて一つ一つ片付けていく
  • タイマーを利用して時間を区切って片付ける:ADDの特徴で「時間の見積もりが甘い」というのがある。「これくらいかかるだろう」という見積もりよりも多めに時間を取り、かつ一つ一つの作業の時間を短く(5分、15分、30分など)設定して、必ず脳の過集中を防ぐためいったん休憩を挟むようにする
  • 一区切りまで片付けたら自分に「ご褒美」を与える:時間や作業内容で一区切りが着いたら、自分に「ご褒美」(ちょっとした休憩、おやつ、お茶など)を与える。長い時間が取られるものは避ける(DVD、ゲームなど)それを目指して片付けを頑張れるようになると過集中も防げる
  • 部屋の中で一度にたくさん片付けようとしない:ADDは「いっぺんに」「全部」と考えがちであり、その多さ、大きさに圧倒されて先送りにする傾向がある。そのため、部屋の中の一カ所だけ(たとえば引き出しの一番上の段1つだけ、等)と決めて、それ以上は日付をまたぐか休憩を挟んでからにする
  • 片付ける場所(収納など)を広く取らない:大きな収納(衣装ケース、広い収納スペース)は、どこに何が入っているか後で分からなくなるので、出来るだけわかりやすく小分けにして収納する。また、どこに何が入っているかすぐ分かるよう、収納したらスマホなどで写真を撮り、プリントアウトした物を箱に貼っておくと不透明な収納ボックスなどは中身が分かって良い。

 

どうしても自力で難しいようなら、家族で片付けが得意な人に手伝ってもらったり、ヘルパーさんに頼むのも良いでしょう。

 

改善法・まとめ

家族や友人、ヘルパーさんなど、他の人に片付けをお願いするときは「片付け方をメモする」「記録する」ことを実行しましょう。

 

片付けをした後に元に戻ってしまうのを防ぐだけではなく、普段なかなか学ぶ機会のない自分の暮らす空間の「片付け方」を学ぶ良い機会になります。

 

片付けに関してはウェブでの情報の他に書籍もたくさん発売されているので、取り込める部分は取り込んで積極的に片付けてみましょう。

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