ADDの診断

ADDの診断

ADDの診断

ADDの診断とは

ADDの診断には専門機関の他にネット・書籍等などでチェックを行える環境がありますが、専門機関の診断は混雑し時間がかかっているのが現状です。

 

「もしかして?」と思ったときは手軽なネット・書籍等でのチェックと並行しながら、病院やクリニックなどの専門機関での検査をお勧めします。

 

特徴

ADDの診断結果には6種類あり、複合する場合もあります。

 

これらも専門機関でチェックを受け、くれぐれも素人判断を避けるようにしましょう。

  • タイプ1:標準型 一次的症状(注意力散漫、支離滅裂)に加え多動、情緒不安、衝動性が見られる
  • タイプ2:注意散漫型 一次的症状に加えて情緒的活力、身体的活力が弱い
  • タイプ3:過剰集中型 一次的症状に加えて認識能力が硬直的、関心の対象が1つに集中し思考と行動共に消極的
  • タイプ4:側頭葉型 一次的症状に加えて短気、不安、記憶の障害、読字障害等の症状がある
  • タイプ5:大脳辺縁系型 一次的症状に加えて軽度のうつ状態、活力低下、自尊心の低下、イライラ、孤立感、食欲減退もしくは増進、、睡眠障害
  • タイプ6:「炎の輪」型 一次的症状に加えて極端な情緒不安定や癇癪、柔軟性欠如、短絡的思考、過度の喧噪、音と光に過敏に反応する

診断では「小さい頃のノートや通信簿の提出(成人)」「チェックシート」「IQテスト」などをします。

 

注意点

成人している大人でも、未就学児童である子供でも早期発見とその対策は欠かせません。

 

ADDの診断テストも本人が出来る成人用と保護者と共に行う児童用でテスト内容も変わってきます。

 

特に、多動のないADDの場合、早期発見が難しかったり見逃す場合も多くなります。

 

とはいえ、専門の機関や病院での診断までは時間がかかったり、見つけるのが困難な場合も多々あります。

 

ADDが疑われる本人は日常生活だけで疲弊していると思われますので、なるべく睡眠をしっかりとらせ、負担を軽減するようにすると良いでしょう。

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