大人のADDの特徴

大人のADDの特徴

大人のADDの特徴

ADD(注意欠陥障害)とは

ADD(注意欠陥障害)とは、整理整頓が苦手、ミスが多い、物事に飽きっぽく続かない、ストレスに弱い、物を無くしやすい、金銭の管理が出来ない、衝動的にひらめいた事をすぐに口にする等の特徴を持っており、この症状が「ときどき」ではなく「常に」「幼少期から」持続している状態です。

 

ADHDから「他動性」を除いた症状と言っても良いでしょう。

 

その為、ADHDと同様に大人になっても部屋の片づけが苦手だったり、気分に波があったり、忘れ物が多かったりします。

 

大人のADDの特徴

  • やらなければならない事があるのにも関わらず、部屋の掃除を始めたり、テレビを見始めたりと、全く別の行動をしてしまう
  • バスや電車、映画館など、じっと座っていなければいけない場所で苦痛や退屈を感じる
  • 期限のある振込み(光熱費や家賃の振込み等)や書類作成、手続きが苦手である
  • 人と待ち合わせをすると遅れてしまうか、待ち合わせをしている事自体を忘れてしまう
  • そそっかしく、仕事などでミスが多い
  • 忘れ物をする事が多い 等

以上の特徴は子供の頃から見られますが、大人の場合は、上記の特徴に加えて

  • 不安障害を併発してしまう
  • うつ病を併発してしまう
  • 薬物依存になってしまう
  • アルコール中毒になってしまう

という特徴もある為、早めの対処が必要となります。

 

症状を改善するためには、子供の頃から精神神経科や心療内科などの医療機関で適切な治療を受ける事が必要です。

 

また、待ち合わせに遅れても許してくれる友人や、やらなければいけない事をせずに他の事をしてしまう場合に注意してくれる友人や恋人を作ることにより、問題を減らす事が可能になります。

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