職場でのADDの人への対応

職場でのADDの人への対応

職場でのADDの人への対応

職場でのADDの人への対応の仕方

確定数値ではありませんが、約100人の職場に2〜3人の割合でADHD・ADDの人が居ると言われています。

 

ADDの特性では、職場で特に「不注意」によるミスが目立つようになります。

 

職場でのADDの特徴と対応の仕方

ADDの人が職場の周囲の人にどのように影響を及ぼすか見ていきましょう。

 

  • 期限のある仕事が期限内にできない
  • 物事の優先順位が付けられない
  • そもそもどんな作業があったか覚えられない
  • 同じミスを何度もする(ミスを覚えていない)

 

そのような学生時代には「変わった人」で済んでいた事も、社会に出れば重大なミスに繋がります。

 

周囲の人への負担とストレスも増大するでしょう。

 

このため、次のような対処をすることが有効であると考えられます。

 

  • メモを逐一とってもらうようにする(メモはいろいろな場所に書かせず、一カ所に統一する)
  • 同時進行(マルチタスク)の仕事はさせない
  • 作業を順序立てて指示する(混乱防止)
  • タスクを細かく区切る
  • 始業5分前に今日のタスク、終業10分前に明日のタスクをメモさせておく
  • パソコンえすべて済ますのではなく、ルーティンの作業などはプリントアウトして常に携帯、チェック出来るようにさせておく
  • 優先順位をメモに書く
  • 会議での発言は一度メモし、上司や担当者に発言してもいいか聞いておく
  • 予約、予定等はスマホ、タイマーなどのアラーム機能を利用する

 

周囲の人の負担は増大しますが、起きてしまったミスのフォローにまわるよりは時間を短縮出来ます。

 

性格の問題ではなく障害ではありますが、就労している以上出社や会議の時間等を守らせるのも大切です。

 

まとめ

本人にADDとしての自覚がない場合、一度一緒に診察を受けてもらうのも良いでしょう。

 

症状の緩和に役立ち、本人の自信回復と周囲の負担減に繋がります。

 

もし本人に自覚がアリ、可能であれば診断の上、転職なども視野に入れてもらいましょう。

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